超軽量リアキャリアをやや自作2016-03

 オルトリーブのサドルバッグを導入してからリアキャリアの出番は無くなってたんだけど、超前乗りポジションでシートポストの逆付けをするとサドルレール装着型のオルトリーブのサドルバッグが使えないので何とかしたいと思ってたんよ。 でもリアキャリアは重量がかさむし輪行も不便になるし放置してたけど、ホイール外さず輪行を編み出したことで輪行問題は解決したので、残る懸念の重量問題を取り払ってみることにした!

↑今回の改造対象となる [TIOGA リアチューブラーキャリア CAR0820 649g(使わなかった全ての金具を含む)] な。

軽量化加工をしまひょ

 キャリアだけで 600g オーバーのところにバッグを装着すると 1kg は堅い。 オルトリーブの 300g チョイとは雲泥。 なので強度は落ちるだろうけど要らん箇所を金ノコで切断しまくろう↓

 この中からコの字型のやつ 105g のみを使用するよ。 ちなみに色がグレーなのは最初の写真の黒いのと同型をサイクリーさいたま店で ¥980+税 で入れてきたんよ。 黒い方も同じカットをしたのでコの字型が 2 つあることになる。 ちなみに全ての切断は何だかんだで半日くらいかかったよ…。

色は合わせておこう

 マジックインキでキュッキュッとな。 脱脂などせずとも一応色は乗っている模様。 乾いた後に触るとちょっとペタペタしちゃうけど。

ホイ完成!

 互いをホースバンドで連結してな。 ボルト類も含めて 289g なり! 超軽量! 耐荷重量は元々の 25kg から大きく減ってるだろうけど、5kg も積めれば十分だという割り切りにより許容。

 片側だけクロスしてる部分はカット後の廃パイプを使ったバッグのホイール接触を防ぐホイールガード。 上部はホースバンドで、中部は結束バンドで固定。 今回は片側だけにしてるけど、反対側もクロスパイプすると 330g くらいになると思うよ。 あと後部の上に飛び出してる角みたいのはバッグのズレを防止する為の引っ掛かりな。

欠点は

 ダボ穴の位置によってはキャリアが凄く斜めになってしまうこと。 試しにシート長 C-T が 510mm のクロスバイクに取り付けてみたら僅かに斜めになるくらいで済んだけど、試してないけど 450mm とかはキツいと思うので別途工夫が必要やね。 あと 510mm でも 700c のファットタイヤとかは擦るかもしれない。

ここに取り付けるバッグは

 オルトリーブサドルバッグの代替としては既成品の軒並み 500g オーバーなサイドバッグだと重すぎてオーバースペックなので、普通のバッグを加工して取り付けてみるぜよ。 用意したのは公文(くもん)の子供用バッグ。

ヤフオクで ¥150(落札額) + ¥400(送料) = ¥550。 335g と軽量。 両脇にそこはかとない反射板も。

更に軽くしよう

 ショルダーベルトを外して上蓋(うわぶた)的なやつもハサミでカット。 これでなんと 160g!

これを何やかんやして装着な

 元々付いてた持ち手やら、カラビナ(フック状の脱着可能なやつね)をショルダーベルト引っ掛けフックに付けるやら、下部にクロスパイプ差込口を縫い付けるやらで。

この状態での重量は 450g なり! オルトリーブの 325g に較べて 125g 重くなってしまったものの、バッグの積載量はちょっと増えたし、もう片側と上部にも更にバッグを装着するという選択肢も手に入れたし、まあまあ許容範囲っショ!

ひとまず終了やで

 今はこの程度で勘弁しといたるで。 でももっと工夫して更なる軽量化を目指したいやね。 片側しかバッグ装着しとらんので上部をコの字じゃなくてバッグ装着側の真っ直ぐパイプ 1 本だけにすれば多分もう 50g は軽量化できるから、上手くやれば込み込み 400g を切る可能性も! 旅も考慮して両サイドを使えるパニアバッグにしたい! 空気抵抗は増えそう! でした!

※)追記

 更に軽量なバッグリアキャリアを作った! これでもう文句ないっショ!

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