GPS サイクルコンピューター CYCPLUS2021-12
型番は Z000X4QH9B なり。 速度と距離と時間だけ分かれば良いやってヤツやね。 Amazon で \2,200 くらいと安かったので買ってみた。 さて使い勝手はどうでしょう!
設定は
速度単位は最初から km になっていたので、後はタイムゾーンを日本時間にするだけ。 ただ日本のタイムゾーンを番号で設定しないといけない。 正解は 9 だけど、コレが分からないと番号を一つ一つ変えていって確かめないといけないのが面倒かな。 でも知ってればソレだけなので楽ちん。
取り付けは
台座を付属のゴムバンド 2 つで止めるだけなのでラクちん。 ゴム固定は指一本でボタンを押すとグニグニしてしまうから止めて欲しいんだけどね。 本体は横向きで差し込んだ後 90° 回転させてカチッと固定するので、横にライトとかがあると引っ掛かるから少しスペースを空けにゃなりまへん。 ただスペースさえ空いていれば脱着はかなり楽。 あとボタンも右側にあるのでソレを押す指分のスペースも必要。
起動時間は
電源ボタンを押したらすぐ画面は付くけど GPS を掴むまでは速度を測れないのです。 なので GPS を掴むまでの時間を独り言タイマーで計ってみた。 結果は、最短が 67 秒で、最長は 8 分くらい。 そして使用開始から 1 週間を過ぎたら平均 5 分くらい掛かる状態で安定してしまった。 流石に時間掛かり過ぎでしょ…。
ちなみに最長の 8 分ってのは、5 分待っても繋がらなかったので再起動して 3 分くらいでようやく掴んだ時の合計時間。 再起動したら 1 分と待たずに掴んだ事があったから電源オンオフをしても掴みは継続してると推測し、合計で 8 分としました。 あと近所をチョロッと走って 5 分間繋がらないまま帰宅した事があったので、もしかしたら全く繋がらない事もあるかもしれない。
速度はちゃんと計れてる?
かなりシッカリしとります。 スマホの GPS スピードメーターアプリは速度がピョンピョンと跳ねて 20km/h で走ってても 30km/h になったり 8km/h になったりしてたけど、コイツはほぼそうならない。 精度が高いのか、平準化処理がされているのか。 けどサイコンより少しだけ遅く表示される事が多い。 コレはスマホのスピードメーターでも同じだった。
なんでサイコンより遅くなるん?
ソレが如実に表れるのがコーナーを曲がった時。 時速 20km/h だったのが急に 12km/h とかに落ちるんよ。 ブレーキ掛けてなくても。 コレは計測ポイントの間隔がもたらす現象と思われます。 多分 1 秒置きとか 0.5 秒置きとかでポイントを確定させているので、曲がると曲線が直線になって進んだ距離が短く判定されてしまうから↓
この理屈から、真っすぐ走っていても微妙にジグザグしている分を考慮できずに少し遅くなってしまうのではなかろうか。 もっとお高い GPS サイコンだと違うんかな。
バッテリーの持ちは
カタログ値 10 時間との事だけど、そんな長い時間を走っていないので分からんです。 なので細切れの走りを合計してみたけど、少なくとも 5 時間で切れる事は無さそう。 それしか分からんです。
電源をオフにする必要が無い
電源ボタン長押しで強制的に電源をオフに出来るんやけど、それをやると走行距離・走行時間がリセットされてしまう。 放っておけば距離をリセットせずに電源は落ちるので、意図的に電源をオフにする必要は無いようです。 距離・時間をリセットしたい時だけオフにすべし。 あ、累積距離の方はリセットされませんよ。
ボタンはちょっと押しにくい
ゴムのフニャフニャしたボタンだけどある程度力を込めないと押せないし、ゴムバンドも少し動くから、指一本で押すだけじゃ上手く押せない。 なのでボタン側と反対側を摘まむようにすべし。
トンネルでは
近所にトンネルが無いので 50m くらいある陸橋をくぐり抜けてみたところ、陸橋の下に入ると数秒後に数字が動かなくなり、さらに数秒後に急にゼロになった。 ダメみたいね。
評価は
といった理由から
でした
結局 GPS 掴みが遅すぎて使い物にならなかったのでそう書いて Amazon に返品したけど、特に審査も無く受け付けられた。 あまりやり過ぎるとブラックリストに入るとか入らないとか言われてるけど、こんな言ったもん勝ちでエエんかな。 コレがアメリカ文化?
まあ何はともあれ GPS サイコンがこんなお安く手に入るなんて凄い時代になったもんやね。 キャットアイの一番安い有線式のやつと同価格帯だよ? でも自分がサイコンに求める [現在時刻] と [走行距離] を同一画面で見たい欲が満たせなかったのは心残り。 大きい画面に文字をもう少し小さくして表示項目を増やして欲しかったところ。 です!