パンク修理剤 マルニ クイックショット2019-06

 パンク時にプシュッと一発、空気を入れつつパンクも直すパンク修理剤やね。 緊急事態用に 1 個だけ車体に常備してたんやけど、この手の使い捨て系はエコちゃうから使わずにいたんよ。 でもこのままだともったいないお化けに脅されて一生使わない気がしたので、こないだパンクした時に思い切って使ってみた!

使い方は

 付属のバルブキャップ的なヤツをチューブのバルブにクリクリねじ込んで、そこにおもむろにクイックショットをぶっ刺す!

効果の程は

 とりあえずクイックショットが空になるまで押し込み続けたら、タイヤの特定の箇所から「プシュー」という音が鳴り始め、30 秒か 1 分くらいで音が収まる。 恐らくシーラント的なパンク修理剤が穴を塞いだのでしょう。 というかパンク直った! 凄い! クイックショットを外すとバルブから「グジュグジュ」とシーラントが泡出てきた。

空気圧はどれくらいになりましてん?

 実測幅 31mm のコンチネンタルグランプリ 4000s2 の 700x28c だと大体 2.5 気圧やね。 コレ単体じゃ大した空気は入らないようです。 もっと早くパンク穴が塞がってタイヤも細ければもう少し空気圧は高まったんかな。

 ちなみに 28mm 幅の 2.5bar は体重 70kg 弱の自分だとギリギリ走れなくもないレベル。 縁石に無防備に突っ込むと確実にリム打ちするけど、段差を避ければ何とか走れる。 ただ後輪がガクガクとブレるというかヨレるので、やっぱり空気圧低すぎでしょうな。

なので携帯ポンプで空気を補充しまひょか

 携帯ポンプのエイカーミニフロアポンプ AS3 でしっかり空気を入れて走り出したら 1 分と経たずに再パーンク! ナンテコッター!

仕方ないのでパンク修理しようとしたら

 タイヤを外したら中がシーラントでビシャビシャだぜコンチクショー! そらそうか、こうなるわな。 使用直後だからかシーラントがベトベトじゃなくてサラサラしていたのがせめてもの救い。

その後のパンク修理は

 ハンカチでチューブのシーラントを拭き取ってチューブを紙ヤスリで削ってゴム糊塗って乾かしてからのパッチ張りでつつがなく終了。 空いた穴からグジュグジュとシーラントが溢れ出てくるのでパンク修理箇所をサクッと見つけられたのは良かった。 パンクした辺りのタイヤ裏に突起物が見つからなかったので取り損ねた突起物での再パンクが怖かったけど、そのまま走り出したら問題なく走れた。

いやダメだまたパンクした

 2 週間くらいで再スローパンク。 帰宅後にチューブを風呂に漬け込んでもパンク穴が分からない怪しげなパンク。 タイヤの 4000s2 も 9,000km は走ってヨレヨレだし、タイヤもチューブも廃棄決定です。

 チューブを外す時はシーラントが固形化してベタベタになっていたからかチューブがタイヤに引っ付く力が結構強くなっていた。

リムテープが伸びた?

 新しいタイヤを嵌め直した時にリムテープがヨレまくったぞ!? タイヤビードの片側を嵌めただけでその圧力に負けてリムテープが外側に押し出されてまう…。 基本リムテープって素手で嵌めるのは難しいくらいキツいのに、シーラントベチャベチャ状態の今回のリムテープは最初のすくいさえ済ませれば後は指でスルッと外せるレベルになっていた。 コレはクイックショットのシーラントが影響したのか? してないのか? 分からん…。 とにかくこのリムテープも廃棄じゃ。

という訳で

 クイックショットは見事にダメやったで…。 いや上手くいくこともあるんやろうが、このシーラント惨事を経験してしまうともう二度と使う気が起きなくなるでよ…。 という訳で、自分はやっぱりパッチ修理でエコに過ごそうと思いましたよ! いやでもクイックショットはクイックショットでパンク穴を見つける為に 1 つくらい持っておいても良いかもしれんね。 もしくは新品チューブ装着直後にパンクの予防にプシュッと行っとくとか。 コレならバルブコアが外せなくてもシーラント注入できるし。 でした!

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