ホイールの手組みその3 リアスポークの間引き2014-07
初めて組んだスポーク 32 本の 6 本組みなオーソドックスなリアホイールを、その次に組んだ前輪と同じようにスポークを間引いてみることにしたよ! 新たに組むのではなく、初めて組んだホイールをバラして組み直す感じね。
組み方はこうした
赤の DS (フリー側) は普通の 6 本組みで 16 本。 青の NDS (反フリー側) は変則的な 3 本組みを半分に間引いて 8 本。 色々情報を集めたところ、このいわゆる 2to1 な組み方だと NDS をラジアルにするのが一般的らしい。 そうすれば左右のテンションがほぼ同じになるから。 でもそれだと駆動剛性が落ちそうな気がして、だから 3 本組みにして NDS にも捻れ剛性を確保することにした。
スポーク長は
3 本組みの計算式が無いので、引いた図面の赤スポーク 263mm と青スポークの長さを比較して導き出した。 そしたら 252mm で、何と間引き前輪の 251mm とほぼ同じ長さじゃないか! 前輪スポーク 8 本余ってる! という訳で発注〜到着までの手間をショートカットしてサクッと組み始めた。
バラして組んで
全体を徐々に緩めつつ、ある程度緩んだ段階で今回張り替える NDS 側だけスポークを外す↓
外す際はニップルがリムの中に落ちないように磁石を使ったよ。 アルミニップルには使えぬ技。 そんでバラし終わったら新たなスポークを NDS に通して組むだけね。
組み上がったお
イチから組むより振れ取りが大変だったような気がする…。 いや、間引いたから大変だったのかな。 重量は以前の 995g に対して今回は 930g に減少。 スポーク本数が 32 → 24 に減ったことに加えて、NDS 側は太さも 2.0 から 1.8 になったし、ニップルも真鍮からアルミになったからね。
スポークはちょっと短かった
NDS 側スポークのネジがちょっとどころかおもいっきり余ってる。 あの図かなり適当に描いたからそらピッタリはムリやな。 念のためスポークプレップ使っといたけど、この余り具合はちょっと怖い。 ロングニップル使えばギリギリセーフになってくれるかな。
アヤも取れてない
流石に 3 本組じゃあ綾は取れなかったよ。
乗ってみたら
妙にグイグイ進む感じがする! といってもタイヤ・チューブを外して再装着した際に空気圧を高くしたし、以前よりテンションもちょっと高めにしたから、この組み方が良いという根拠としては弱い。 でも悪くない!
こうして前後共に変則組に
前も後ろも 24 本になった。 この状態でまた暫く乗って様子を見るよ! ですよ!
その後
変則 3 本組みのスポーク長をちゃんと計算した! ひとまず手持ちのリム SUNRINGLE UFO と、時期ホイールのハブ候補である TNI レボリューションライトで計算してみた。