V ブレーキの鳴きを解消2022-12
いつからだったかグラビエの前ブレーキが軽く「キキッ」って鳴き
現状は
26HE 用のフォークに Litepro V ブレーキを装着させとります。 シューは V ブレーキにキャリパーシューを使えるようになる
まずはシューの交換
バラダインのフネ部分は残してシューを SWISS STOP FLASH PRO BX にするです。 しかしこのシュー相変わらずの脱着の硬さ。 どうにもならぬのでクレ556で潤滑して何とか押し込んだ。
走ってみたら
効きは強くなったけど音が爆音になったー! 耳元で鶴に全力で鳴かれたような音。 コレは雨の日のディスクブレーキのプオーン音を上回りかねない爆音やぞ。 クレ556がシューのブレーキ面に付いたのかと思って一晩寝かすも爆音収まらず。 パーツクリーナーは吹いたんだけどな。 いやでもオイルが付いたなら効きが弱くなるから違うか。
トーインを付けてみる
トーイン用の器具は持っていないので薄いアルミ板で代用。 結果は爆音変わらず…。
更にシューを変更
いつ何処で手に入れたか忘れたテクトロのシューに。 そしたら鳴きが一切出なくなった! が、効きは弱くなった。 でも強めだった効きがマイルドになったくらいなので問題無し。 解決! したけどもう少し調査しよう。
ブレーキ本体を交換
数日後に [無名 V ブレーキ本体 + スイスストップシュー] の組み合わせを試す。 そしたら鶴は相変わらず鳴いたけど音は随分と控えめになった。 ギリギリ許容範囲内の音量だ。 ブレーキ本体の剛性が上がったから? オイルが飛んだだけ?
最後にフォークを純正の 650B 用に交換
フォークが原因の可能性もあるからね。 そしたらまた大きな鶴が鳴いたー! どうにもこの Litepro とスイスストップの組み合わせが悪いっぽい。
以上の結果からの推測
Litepo V ブレーキ本体は肉抜きされまくってて (多分) 剛性が低いせいでビビリ (振動) が発生して音が出たのではなかろうか。 そしてスイスストップシューに交換して制動力が高まった事で爆音になった。 とか。 「オイルの付着」「リムの黒塗装が剥がれかけているから」が原因の可能性も捨てきれないけど、今回はそういう事にしときまひょかね。 もしかしたらリムを A23 に変えた段階で制動力が上がって鳴くようになったのかもしれないのでリムも変えて試したかったけど、グラビエ付属の鉄下駄ホイールは手放してしまったんだった。 部屋が狭くなる事とのトレードオフで悩ましい。
追記)スイスストップシューとオールブラックリム A23 の組み合わせが原因だった!
でした
鳴きが完全に収まった [Litepro本体 + テクトロシュー] の組み合わせでファイナルアンサーです。 安いシューで済むなら万々歳やね。 あとそうだ、今回のアレコレで3つの気付きがあったからソレらを以下に記す。
26HE フォーク + 650B リムに普通の V ブレーキ本体は
Litepro みたいにシューの取り付け位置の幅が広くない普通の V ブレーキ本体でもシューを一番上にすればリムに届いた。 けどシューとリムが水平になってくれなくて少し斜めに接地してしまうっぽい。 でもスイスストップシューだったからか制動力は全く問題無かった。 使い続ければそのうちシューが削れて平行になってくれるとも思う。
簡単なトーインの付け方
シューの前側だけを指でリムに強く押し付けながらナットを締めて手を離したらトーインが付いてた。 ただソレをやったスイスストップシューは柔らかいから押さえ付けた時に潰れてくれただけで、他のシューでも使える方法かは分からずです。
シューの新たな取り付け方を開拓したぞ
今まではブレーキレバーを力いっぱい握ってシューをリムに押し付けてナットを締めとりました。 でもソレだと締め込み時のシューの回転を抑えきれない事があるし、ナットを締め込み終えてレバーを離したら逆にトーインが付いたりする事もあった。 なので今回やったのは、まず仮止めはレバー握り押し付けで固定。 この時レバーを強く握り過ぎない。 そして本締め時はシューはリムに押し付けず、指でシューが回転しないように押さえてして締め込む。 コレで回転も逆トーインも今のトコロ防げてる。 完璧な方法かは試行回数が少ないからまだ何とも言えないけど、新たな発見でしたー。 です。