エアロバー on フラットバー2013-02

 たまたま安く手に入ったエアロバー「PROFILE DESIGN AIR STRYKE」を ESCAPE R3 に取り付けてみることにした。

実測重量は 555g

エアロポジションでもブレーキを

 公道で使用するならブレーキ必須でしょ! ということで、V ブレーキに対応したインラインレバーとか補助レバーとかエイドアームとか呼ばれるブレーキ「テクトロ RL740」を取り付ける。 流石に 2m の長いブレーキワイヤーを使わないと後ろブレーキが届かなかった。

 それにしても V ブレーキ対応のインラインレバーって RL740 しか見つからなくて、しかもどこも入荷未定とか売り切れとかそんな感じ。 何とかサイクリーで送料含めたら新品とほぼ同じ値段の中古をゲットしたけど、もうワンセット欲しいな。 これならグリップそのままでレバーだけ外せるから。 端っこからグリグリ入れないといけないブレーキレバーは絶滅してくれないものか…

 ※追記)どうもこの RL740 はリターンスプリングが付いてなくてレバーを握る度に元の位置に自分で戻さなきゃならない。 だから自動で戻るように改造してみたよ。

装着完了!

 早速走ってみたら、ん? 何かおかしいぞ? 軽く触るだけでエアロバーが上下にズレる?

ズレる原因

 取り付けてる段階で分かってたことなんだけど、下の図のようにエアロバーのクランプ部分がハンドルの段差箇所にきてしまう。

 一応コレでも走れはするものの、ちょっとバーを強く握るとグニグニと上下にズレるので、手を軽く添えるくらいしか出来ない。 ブレーキがあってもこれじゃあ危険過ぎるし、どうにかしなければ!

水道用パイプでスペーサーを作る

 左右のバーが連結されてるからクランプ部分がズラせないワケで、エアロバーの先端をぶった切って左右を独立させてしまえば段差の部分を避けて取り付けられるじゃないか! と思ったけどちょっと怖いので、ホームセンターで買った水道用の塩ビ?パイプ(1m で 328 円)を調度良い長さに切って1箇所切込みを入れたスペーサーを作ってみたら、ガッチリハマった!

 パイプの内径は 25mm でハンドルクランプ経の 25.4 よりも狭く、外径は 32mm とステムのクランプ経 31.8 より広いけど、ガッチリ固定されてるっぽい。 ちなみにカットしたパイプは 51g だった。

今度こそ装着!

 片方締めただけでビクともしない! って程じゃないけど、よっぽど力を込めないとズレない。 両方絞めたら更に動かなくなった! バッチリだ!

色もハンドルに合わせて黒く塗ろうかな。

エアロバーの効果は

 速度だけではそれ程のアドバンテージはないっぽい。 フラットバーを握って 25km/h で走ってる時にエアロポジションを取ると 26km/h になったり、30km/h → 32km/h になったりと、速度アップは 4% と 6.7% 程度に留まる。 もっと速く走る人にとってはこの数%が 10% オーバーになったりするだろうし、前傾姿勢のリスクである [体重を支える腕] と [頭を支える首] の疲労のうちの腕の疲労をほぼゼロに出来るのは大きいけど、自分のような貧脚が都心の信号が多い道でストップ&ゴーを繰り返す場合、インラインレバー・スペーサーなどを含めた 700g オーバーの重量増加に見合うかどうかは難しい。 もしかしたらスピードアップも空気抵抗の低減ではなく姿勢が変わったことで筋肉を有効に使えるようになっただけかもしれないし。 が、走ってて楽しいからこのまま採用するよ! リアキャリア+荷物とエアロバーで 2kg 近く重くなった気がする…

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