2015年式 Giant Escape R3 購入2018-03

 次期チャリ候補の一つとして中古市場をチェックし続けていた R3 をようやくゲットだぜ! ヤフオクのバイチャリで ¥14,040 なり。 プラスで受取に行く際の電車賃 ¥972 とペダルレスなのにペダル持ってき忘れたので現地で買ったペダル ¥540 で ¥15,552 ね。 サイズは 500mm の M サイズ。 激安って程じゃないけど軽量化された 2015 年以降のやつとして考えればマアマアですな。 完成車状態で買ったけど写真撮り忘れたので一気に分解後の写真を↓

重量なんかの細かいスペックはコッチをご覧あれよ。 フレーム重量は噂通りの軽さ。

バイチャリは

 取りに行く前に「乗って帰る予定なので走行にネックとなる箇所を教えろください」と質問をしたけど「そういった質問にはお答えできません」との塩対応。 ペダルが付いてない事くらい教えてくれれば無駄金使わずに済んだのに…。 いや、その無駄金を使わせるためにはぐらかした? だとしたらイマイチ出品者や。 だとしたらね。

 あと前輪が物凄く片方に寄ってたから調べてみたら、そもそもちゃんと嵌ってなかった。 クイックを一旦緩めてまた締め直してすぐ直ったけど、この程度のチェックもしとらんのや。 ヤバいぜバイチャリ。

さてカマハンエアロバーの移植作業を

 してる最中に後輪を装着して V ブレーキの調整をしてたら、あれ? 何かおかしいぞ? いくら調整をしても左シューがリムに近く、右シューが遠くなってしまう。 ホイールのセンター出しも兼ねて振れ取りしたけど解決せず。 これはフレームが歪んでるってこと? 3 つあるリターンスプリング差し込み穴を左だけ一番上に差し込んだら平気になったけど、何だこのモヤモヤ感。 バイチャリはこの程度のチェックも出来んのかいな。

振れ取り中にまたスポーク折れた…

 DS(ドライブサイド)が 2 本も! センター出し・振れ取り調整を終えて振れ取り台から外した直後に「バチンッ」という音と共に。 以前も折れたしこの CN スポーク #15(1.8mm) 脆すぎじゃろーって思ったけど、折れたスポークを見たらニップルがネジ部分を前部使い切るレベルで締め込まれてたので、単純に張り過ぎたっぽいね…。

アンチバイトガード効果あった

 このアメクラハブはアンチバイトガードがあるのに噛み込みが発生していたので効果がないと思ってたんだけど、スポーク交換でスプロケを外す必要があったので確認してみたらフリーの食い込み発生してなかった。 ポロポロ外れるアメクラハブのアンチバイトガードを百均エポキシ接着剤で接着させたお陰だと思う。

後輪のリムテープを交換

 オフセットリムは穴が片側に寄ってしまって細いリムテープだと穴を塞ぎきれなくなる事があるので、今までの 17mm から幅広 20mm のシマノリムテープ 17g にした。 リム内幅 17mm のこの Verocity A23 OC には左右に全くズレない素晴らしい密着感だぜ…。

タイヤを素手で嵌められた

 恐ろしい固さで素手装着成功率 10% 未満だったコンチネンタルグランプリ 4000s2 が今回は 2 回も素手での装着に成功。 今まで以上に猛烈にグイグイと嵌ってない方向に追い込んだからか、タイヤが使い込まれて柔くなっていたからか。 でも初回はいつも通り恐らく装着時のミスでチューブバースト。 タイヤレバー使わずにコレってどうにかならんのかね。

V ブレーキ台座ボルトを交換しようと思ったら

 Alero で使ってた M10 チタン製のやつを装着させようと思ったらネジピッチが合わんかったよー。 チタンのピッチは多分 1.25mm で、R3 のはどうも 1mm あるかないか。 強引にねじ込めば嵌まるのかもしれんけど怖いから止めといた。

組み上がった!

おかえりカマハンエアロ号!

フォークは PACE ロングアーチカーボンフォークを

 ブレーキレバーは V ブレーキとキャリパーブレーキの中間の引き量 3 の RL740 を使用。 シューの移動量が増えるのでクリアランス調整は極めて容易なものの効きは定説通りやや弱い。 許容範囲内の弱さなので無問題(モーマンタイ)だけど。

ヘッドの玉当たり調整が難しかった

 回転が渋くならず、かといってガタが出ないようなラインを探ったけど、許容範囲にするのに 30 分はかかった…。 しかもそれでも手放し運転をすると極僅かに回転が渋い気がする。 苦労しすぎて過敏になっとるんかな。 ともあれ、感覚的にはやや手放し運転がしにくい自転車となる。

下玉押しは嵌めやすいように切り込みを入れた

 フォークへの圧入が楽になるからね。 こんなことやってエエんか分からんけど前からやってみたかったんで試しに。 おかげで何の抵抗もなくストンと落ちた。

 前述のヘッド回転の渋さがこのせいでだとしたらアカンってことになるけど、バイチャリに受け取りに行って乗って帰った時にすでにヘッドの回転がイマイチで現地で調整したくらいだったので、切り込みのせいではない! と思っときます。 というかバイチャリ本当にダメダメだな。

百均のノコギリでギコギコ切ったけど、高強度な鉄だからかノコの刃は半分以上なくなってしまった。

ヘッドパーツの規格は

 VP A01ACG って書かれとるコレは 41.4mm のセミインテグラルという特殊なやつらしく、交換の選択肢が少ないっぽい。 同じ規格のやつを探したところ、国内では BBB BHP-50 ってのがあって、海外も視野に入れると VP A05AC ってシールドベアリングのやつも見つかった。 シールドベアリングなら玉当たり調整が必要無いらしいので回転はスムーズになるだろうけど、商品代が 23.33 ユーロだから ¥3,000 くらいでプラス送料もかかるだろうから見送りますた。

チェーン落ち対策に

 自作バッシュガードで外側への落ちは 100% 防御できたので、内側にはチェーンフォールプロテクターを付けておいた。 100km 程度ではチェーン落ち無し。 経過を見守ろう。

 バッシュガードにヒビが入っているのは今回の作業中に踏んで割ってしまったから。 百均エポキシ接着剤でくっ付けといたけどアクリル板余ってるから作り直そうかしら。 でも面倒くさいな。

サドルバッグは

 ヒロエナジーアダプター無しで装着したらやっぱり上に向きすぎや。 荷物全然詰めてないから問題ないように見えてるけど、V ブレーキに乗っかってしまっているのでブレーキを掛けた後の戻りが少し(にぶ)い。 致命的じゃないけどイマイチやね。

シート角と BB ハイトは

 肩下 395mm くらいの R3 フォークから肩下 378mm くらいの GIANT PACE フォークにして車体が前下がりになったことで、シート角はカタログ値 73° から 74.5° くらいに立ち、BB ハイトは 276mm くらいから 260mm くらいになった。 ってあれ? BB ハイト 16mm も下がってるぞ? 理論的には肩下低下 17mm の 40% チョイの 7mm くらいしか下がらんハズなのに何故じゃろか。 最初測った時とホイール変えたから? 測りミス? まあ素人採寸ですからね。 今の所ペダル地面に擦ってないし足着きが良くなって結果オーライや。

という感じでした

 少し手放し運転がし(にく)い気もするけど、フレームは軽量だし良い感じでしょう! パーツはほぼ全てヤフオクで売っぱらって ¥10,000 くらいになったので、¥5,000 でフレームセットを手に入れられたと考えると更に良い感じ。 走りは、今まで乗ってきた諸々との違いなんて分かりまへんわな。 自分鈍感どすえ。

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