リアハブのラチェット音を抑える2020-05
今使ってるイソパルスなリアホイールのハブ Powerway R13 はラチェット音が
と言う訳で静音化
リアハブのフリーのラチェット部分にグリスを塗ると音が小さくなるらしいのでね。 まずはスプロケを外し〜の↓

ハブの両脇に 5mm 六角レンチを差し込んでグリっと回し〜の↓

ほい左側のキャップ?が外れましてん↓

スプロケはもしかしたら外さなくても平気かもしれない。
でもシャフトが抜けない
キャップの外れた左側からショックレスハンマーを使ってそれなりの力で叩いたけどビクともしない。 こら外れないや〜つ〜やね。 フリー側の右キャップを外さんとアカン。 ので一旦左を元通りに装着してもう一度同じ様に 5mm 六角レンチでグリっとやったら、今度は右が外れてくれた↓

どっちが外れるか分からない運って事? 自分の理解が間違ってる? まあフリーボディーは引き抜けるようになったし良しとしましょう。 と言う訳で早速スポッとフリーを引っこ抜いたら初期グリスは申し訳程度にチロッと塗られていただけだった↓

だから音が大きめだったんかな。 ちなみにフリーを引き抜いた時に小さいリングがポロッと落ちたけどドコから落ちたか見えなかった…。 ハブとフリーの間に収まるワッシャーとして装着したけど、間違ってたら怖いね…。 同じ事をやる人はフリーの内側にワッシャーがあるかを慎重に確認するよう勧めます。
さあグリスアップだぞ

何も考えずにブチュっとな。
走ってみたら
うーん若干カドが取れた音にはなったけど、劇的な変化は無いやね。 静音化率 15% ってトコロ。
なので更にグリス注入
今度はこれでもかってくらいのグリスを再充填。 そしたらフリーをハブに差し込む時に押し返すような力を感じ、それでも無理やり押し込んだら隙間からグリスが漏れ出してきた↓

ので、恐らく内部は隙間が無いくらいグリスで満たされている状態と見た。 ココまでやれば相当静かになってる筈だぜい。
また走る
ラチェット音は静かな場所で耳を澄まさないと聞こえないくらい小さくなった! ほぼ無音! 静音化率 95% を達成だー! って静かになり過ぎダロ! コレじゃ歩行者に気付いて貰えないでよ…。 さてどうしたものかと考えつつ翌日また乗ったら、どうも昨日より音が大きくなっているような? 数キロ走ったら静音化率は 40% くらいに下がってしまった。 嘘でしょグリスってそんな早く無くなってまうの?
原因は?

↑スプロケを外して確認したらグリスが更に溢れ出していた。 満タングリスがラチェットでかき混ぜられて中に収まりきらなくなってまったんかな。 グリスを拭き取ったら防水シール?にも若干の歪みというか違和感があったので、フリーを完全に外れない程度に軽く引き抜いてシールに異常が無い事を確認し、再度差し込んだらシールが僅かに浮いている箇所があったので指でシールを押し込み元通りに。
そんなこんなでホイールを車体に戻して走ってみたら、今度は静音化率 75% くらいになった! ママチャリと同くらいのちょっと静かめ。
でもまた音が大きくなった
その後 30km 程走ったらまた少しグリスが溢れ出てきて、静音化率は 10% か、いやもしかしたらほぼ元の音に戻ったっぽい。 このハブの静音化は無理そやね…。 諦めましょう。
走りの抵抗は?
グリス満タン状態でラチェットがカチカチする方向にフリーを手で回したら抵抗は確実に増えていたけど、満タン直後の初試走中に足を止めてフリー空転状態の惰性で進んでみても特別スピードが急減する感じは無かった。 まあ所詮は鈍感な我だし厳密に計ればロスは計測されるかもしないけど、少なくとも目に見えるような問題は無さそやね。
使ったグリスは?
WHITE LIGHTNING クリスタルクリアーグリス ってやつ。 100g。 もう 5 年以上前に買ってまだ使い切れなてないんだけど、今回の浪費で使い切りに光が差した。

でした
ラチェット音はグリス充填度合いで瞬間的に変化する事は確認できたけど、大幅に変わる事は無さそうです。
※追記)ラチェットの反発力弱めを敢行したぞ!