カマキリハンドルで気付いたこと2015-04

 首のヘルニアで前傾姿勢が取れなくなったので導入したカマキリハンドル。 お陰で腕の痺れ・痛みをそれ程感じることなく走ることには成功したものの、色々と気付いたことがあったので書き記しておこうカナ!

空気抵抗が大きい

 今までのエアロバーでは 30km/h 巡航が出来ていたけど、このカマキリハンドルだと 25km/h くらいになる。 これは別に説明する必要もないかな。

立ち漕ぎがし難い

 バランスが取り難い感じ。 最初はちょっとビックリしたけど、慣れてきたら大した問題じゃないカモと思えるようにはなってきたケド。

坂道でウィリーしちゃう

 背筋を伸ばすと重心が後ろに偏ってしまうので、この姿勢で斜度のキツい坂を登るとサクッとウィリーしてしまう。 乗る人の体重にもよるだろうけど、自分の 67kg だと斜度 10% を超えるとウィリーしちゃうっぽい。 そういう時は (2) の姿勢で前荷重を増やす必要アリね。

踏み込み方向が不自然

 下に踏むというより後ろに蹴るような不自然なペダリングになった。 なのでグイグイ踏むよりもクルクル回す方が漕ぎやすい。 故にビンディングが無いとイマイチ! 巡航が 30km/h から 25km/h になったのはこれも一因だろうね。 (2) の姿勢を取ると普通に踏めることから、シート角に対する上半身の角度が開き過ぎるとそうなっちゃうみたい。

そんなこんなで

 改めて言う事でもないけど、走りは普通の自転車に比べて劣ってしまうのん。 何より疾走感が奪われてしまった! 目線が上がったり速度も下がったり踏み込み感が減ったり色々な原因があるんだろうけど「今オレ風と一体になってる!」的な感じが奪われてしまったのが痛い。 何とかしたいなあ。

何か方法を考えてみた

 シート角を擬似的に寝かせるためにサドルをもっと下げたらどうか、と思ったけど、もう限界まで下げてるし、Latido はシートポストが 26.8 という特殊なサイズでもっとセットバックの大きいポストを探そうにも選択肢は無いし、仮にサドルを下げられてもウィリー問題は悪化してしまう。 となると…

リカンベントはどうだろうか

 こういうやつね。 写真は wikipedia から拝借。 これなら空気抵抗問題は解決どころか一気に強化されるし、目線も下がるから、疾走感は一気にアップするはず! でもこの異形に抵抗を感じてしまう…。 首も逆方向の負担が増えそう。

セミリカンベントとか

 タルタルーガ Type FOLDING ってのを発見。 写真はタルタルーガの販売元っぽいページから拝借。 これなら立ち漕ぎ以外の問題は一気に解決しそう! でもホイールが 18 インチと極小なので路面からの衝撃が強そうなのが致命的じゃ…。 後ろにはサスペンションが付いてるけど前はないし。 いや、前はフォークをサス付きに交換すればいいのか。 交換できるのかな。 折りたためるのはステキ!

クランクフォワード車なんぞも

 写真は RANS 社のサイトより拝借。 クランクが前に出ているというよりは、サドルが後退しているサドルバックワード車って感じやね。 これならギリギリ立ち漕ぎも出来そうだし、重心もそこまで後ろじゃ無さそうだし、普通の自転車のパーツ移植も容易そうだし、空気抵抗も僅かだろうけどカマハンよりは改善しそうだし。 フレーム単体重量も 2kg チョイらしいので車体重量 10kg アンダーも余裕だ。 でも……高い! 一番安いやつのフレームセットだけで 15 万円オーバーってなんぞー! ホイールベースも長いから輪行もし難そうだ…。 まあでもこれが今回の問題を一番解決出来そうではあるカナ。

という感じで

 決定的な物欲が湧き上がることも無く調査は終了。 ひとまずはカマキリハンドル車に乗り続けましょうかね…。 でした!

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