後輪のスポークが折れたので組み直し2025-04


ママチャリクロスバイクの TR2 に履かせている後輪のスポークが折れましたよい。 走っていたら「カンカンカン」と音がするようになって、でも普通に走れたからそのまま帰宅して確認したら折れておりました。 折れていたのはスプロケと反対側の NDS(ノンドライブサイド)のエルボーアウトの首が1箇所。
そもそもテンションのおかしなホイールだった
NDS 8 本の DS 16 本な 1:2 組みなのだけれども、本数が 16 本の半分の 8 本しかない NDS の方がテンションが高いという怪しさ。 リムブレーキロードバイクに良くあるリアエンド幅が 130mm なら左右のテンション差はかなり均等になるだろうけど、コレは 135mm なので左の NDS の方がハイテンションになってしまっていた。 本数の少ない方がテンションが高いと危険と思ってはいたけど、まさか折れるなんて!
32 本にしたらどう?
ママチャリは軽くなんて良かった訳だし、RONGDEXIN RX19 と書かれたこの中華リムは 32h だしそうしたら良いじゃん! と思うなかれ。 コレに使っているハブは 1:2 用の 24h ハブなのだ! 何でコレを買ったのかは覚えていないけどココでその呪縛がのしかかる。
スポーク買いました

1本だけで良いのだけど、頼みの綱のサイクルベースあさひに行ったら在庫が無かったのと、銀スポークを黒スポークにしたかったので、結局全部交換する事にした。 購入店は何度か注文しているゴールドラッシュにて。 Full Marks って黒スポークが1本 ¥60 とお手頃価格で手に入るんよね。 でも今回折れた NDS 側は ¥175 とお高めだけど頑丈な SAPIM STRONG にしておいた。 8本だけだしね。 でも以前の ¥160 からは値上がりしとる…。 長さは前回の経験から最適の DS:260mm の NDS:259mm。 そしてまた包装のテープを剥がしやすいように畳んでくれております↓ 善き。

ホイールを外そう
と思ったら、コレ泥除けが邪魔で外せんね。 トラックエンドと泥除けの組み合わせはヨクナイ!
バラす

この辺りで「やっぱりスポーク1本だけ交換にしとけば良かった…」と思い始めた。 というかアレだ! 手持ちの在庫スポークでイケるじゃないかい! そもそも在庫スポークを使って組んだヤツなんだし。 全く何を考えていたんだ自分…。 余計な出費が…。 いやでもスポークを黒くしたかったし NDS の首を強化できたし良しとしよましょう。
組み上がり

久しぶりで疲れたわい。 スポーク長は NDS を 259mm にするとエルボーインがやや長かった。 インは 258mm がピッタシやね。 綾を取らないとインとアウトで 1mm の差が出るようです。 あと SAPIM STRONG のネジ山が妙に固く、指でニップルを回すと3回転くらいで限界に。 前回の STRONG はこんな事なかったんだけどな。
テンションは
DS が 60kgf の NDS 80kgf くらいと相変わらずな左右逆転テンションなので、本数が少ない NDS の方がテンションが高い事の弊害を埋めるために低めな張力にした。 テンションを高めると首が飛びやすくなる説を信じね。
テンション表を眺めていたら

テンションメーター付属の TENSION METER CONVERSION TABLE↑ を眺めていたら、どの項目も 50kgf 台からしかテンションが表記されていない事に気付いた。 つまりテンションの下限は 50kgf って事? 調べたら、どうやら最低の最低は 150N (15.2957kgf) らしい。 一番低い箇所が、との事なので全部この低さだと駄目だろうけど、そんなに低くて良いんやね。
車体に戻して終了

泥除けもそうだけど、後付けディレイラーハンガーの装着がちょっと厄介だった。 やっぱりトラックエンドは微妙だ…。 ハンガーはスキュワー共締め方式なので位置が微妙に変動するハズだけど、変速のズレは全く無かった。 ふう。
でした
やっぱりエンドはドロップエンドが良いやね。 もしくは重くなるけどスルーアクスルか。 ただやっぱり泥除けが有ると上から下にホイールを押し出す時にも邪魔になるので、ホイール脱着の面倒さは泥除けの宿命。 自分は通勤・通学のように雨でも自転車に乗らにゃアカン義務は負ってないし、水たまりは