カーボンフォークのコラムを延長2016-02

 だいぶ前に中古で手に入れた 26HE MTB カーボンフォーク TRIGON MC01 は、コラム長 225mm と世間一般では十分な長さだけど、直立姿勢(アップライトポジション)が好きでハンドルを高くしたがりな自分にはちょっと短いんよな。 なのでコラムを延長してみることにした! でも強度的に危険な改造なので下手に真似しないように! ちなみにこの方法はアルミコラムでも鉄コラムでも使えるはずよ。

延長方法は

 長めの DIXNA カーボンコラムフォーク用アンカーナットで別フォークのカット後の余りコラムと一緒に締め付けるだけ。

コラム内径が合わない

 違うフォークのコラムなので内径は違うみたいや。 余りコラムの方がちょっと内径が広くてスカスカになってしまったので、薄い金属板を挟んで内径を合わせた。 あとネジすべり止め液を塗って空転も防いだり。

金ノコで調度良い長さに切る

 ソーガイドってやつを使って真っ直ぐに切るらしいんだけど、そんな物は無いのでステムを添えてカット。 ステムにも金ノコの歯が当たってジャギジャギになっちゃうので、いらないステムでね。

 いつもならコラムはもったいないので切らずに長いまま残しとくんだけど、今回は廃棄コラムだから躊躇せず切断よ。

完成!

 と思ったらちょっと隙間がある。 ヤスリで削って切断面が噛みあうようにしまひょか。

固定力は如何(いかが)

 手でグニグニした限りではビクともせんよ。 でもそれが全体重をハンドルにかけて高所から落下した際の衝撃に耐えられるか、と聞かれると、一撃くらいは耐えられるんじゃない? としか言えねぇッス。 穏やかに乗った方が良いやね。

注意点としては

 今回の改造は、下図の左のようにアンカーが延長コラム・元コラム・ベアリングの 3 点に掛かってるから強度はそれなりに確保できてると思うけど、下図の右のようだと強度的には厳しいかもしれない。 コラム長があと 1~2cm 足りない、というケースで使うが吉!

※追記

 これで 1 年乗ったけど問題なかった! グイグイとエアロバーを引いてハンドル→コラムに負荷をかけても平気だったので、それなりの負荷には耐えられるっぽい! でもリスクが高まることは間違いないので自己責任で! 何にしても再利用しにくくなるコラムカットが意味もなく行われる事が減るよう願う! 切実に!

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