TR2 に背もたれ設置して走ってみた2024-06

 購入後すぐバラして自分好みに組み直した中古自転車 BE・ALL Bonnet Noir ALIZE TR2。 実用度的には既に完成だけど、コレは背もたれ車にするために買ったので、当然背もたれを設置するぞい。

第一弾

 この短さでも電動アシストっぽい背押され感は感じるものの、短過ぎてお尻に刺さって痛い! アカンですわ。 手持ちで一番長い切れ端を使ったんだけどなあ。

長いヤツに変更

 中華エアロバーのエクステンションバーにて。 曲がりのお陰で背もたれの位置をより後ろに持ってこれる柔軟さも得た。 暫くコレで走って、問題がなければ程よい長さにカットしよう。

構造は

 27.2mm のシートポストに 28.6mm のステムを装着させるための 27.2→28.6mm シムを使ってシートポストにステムを付け、ステムに 25.4mm の短い丸パイプを付け、25.4mm 丸パイプにプロファイルデザインエアロバーの連結具を付け、連結具にエクステンションバーを付ける、という感じ。

走ってみての感想

 購入直後の状態より組み直し後の方が明らかに走りが軽くなった。 元々 16.1kg だった重量が現在 11.3kg と大幅に軽くなったのに加えて背もたれもあるし、それはこうなりますわな。 フフ。

背もたれ効果は

 軽くペダルを踏んでいる時はあまり恩恵は無いけど、重めのギアをグイグイ踏んでいる時は 20% とか 30% とかそれくらいの明確な出力アップをしている気がする。 ペダルを斜め前に踏み出した際に発生する後ろ方向への反力でサドル上でお尻が後ろにズレてパワーロスするのを背もたれが抑えてくれているね。

注意点は

 背もたれの恩恵を受けられるサドル上でのお尻の位置は狭い範囲なので、お尻の位置を小まめにズラしたい人には向かない。 あとハンドルを手で引き寄せたり前傾姿勢を取ったりすれば似たような効果があるので、絶対的な存在じゃない。 ソレらをしなくても良くなるというのがメリット。

ビビるリムは?

 症状は前輪でのみで以下の2つを確認。

 問題は有るには有ったけど大きな問題では無かった。 この TR2 はママチャリ用途であまりスピードは出さないから高速時の振動もあまり出くわさないし、低速での鳴きも小さい音だからブレーキを掛けている事を周りに伝えられると考えると良し。 問題無さそやね。 雨の日は盛大に鳴いたけど…。

ラチェット音は

 後輪に使った ARC RT002 ハブのラチェット音は、「大き過ぎ」と「程良い」の中間くらい。 なので手間を掛けてラチェット音を下げる作業をするかどうかは悩むです。

空気抜けが

 この TR2 は前が TPU チューブで後ろがブチルチューブなのだけど、前の TPU の方が明らかに空気抜けが速い。 今までの大体のチューブは1ヶ月に1回空気を入れれば良かったけど、前輪に使っている BAENT TPU チューブは 1.5〜2 週間に1回くらいだ。 倍以上抜けが早い。 グラビエに使ってる BAENT はそこまでじゃないのでやや不良個体かもしれない。

でした

 念願の背もたれ車復活! いや「背もたれ」ちゃうねん「尻もたれ」やねん。 平地ならコレがあれば電動アシストは要らんかもしれん。 長距離となるとお尻の位置が制限される関係でずっと同じ姿勢で乗り続けて尻痛を起こしそうだけど、コイツで長距離走る予定は無いし、良い感じに仕上がったんじゃないでしょうか! です!

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