700c ロードフォークに 26HE ホイールのブレーキ本体交換2022-02
現在の愛車 SPECIALIZED SIRRUS は前輪 26HE、後輪 700c となっております。 ファニーだろぅ? で、前輪は 700c ロードフォークに超ロングアーチキャリパーブレーキ + オフセットシューカートリッジを付けて 26HE に対応しているのだけれども、そのブレーキ本体を交換するです。
今まで使っていたのは
AliExpress で買った XMFOX というロゴのあるヤツ。 推定アーチ長は 72mm くらい。 ソレを今回は最大アーチレングス 75mm の DAIA COMPE BRS202 に交換する。
写真じゃ分かりにくいけど左の BRS202 の方が僅かにアームが長い。 つまりよりワイヤー引き量の少ないブレーキレバーが無いと制動力が落ちるヤーツです。
BRS202 は Link から取り外して確保
BRS202 は 451 フォークで 406 ホイールの Link に使っていたけど、700c フォークで 26HE に対応できるかテストしたくて我慢できなくなってしまって取り外し↓
屋根の下とは言え、土の地面に屋外放置なので土埃にまみれとるね。
さあシラスに移植だ
フォークとヘッドパーツの隙間からデュラグリスが溢れ出ていたので拭き取った。 下まで垂れてなかったのは粘度の高さの恩恵。
シューは届きましたか?
700c ロードフォークに 26HE ホイールで BRS202 はかなりギリギリ。 フォークとブレーキの間に挟むギザワッシャーを薄いのにしなければ届かなかったかもしれない。 知らんけど。 ともかく、シューが削れて位置関係がズレていったらそのうちタイヤに接触するかもしれないので、オフセットシューカートリッジを使った方が安心やね。 でも今回の作業でもう気力を使い切ってしまったので、気力が回復したらオフセットシューカットリッジの導入を考えましょう。
制動力は
XMFOX に比べて BRS202 はアーム比が小さいせいか制動力は落ちた。 まあでも必要十分な制動力はあるので問題無しかな。 XMFOX より強くレバーを握らないとダメになったのでパニックブレーキでジャックナイフする可能性が下がったとも言える。 マァマァです。 その辺に転がっていた中古ブレーキワイヤーを使ってコレだから、より高性能なワイヤーにすれば十分な効きを見せてくれる事でしょう。
ガタガタしなくなった
XMFOX はピボット部分のボルトが緩くてアームがガタガタ動く↓
このせいかブレーキ時にちょっとガクガクするんよ。 かといってピボットのボルトを強く締めると動きが渋くなる。 ボルトは緩んでもすっぽ抜けないようになっているっぽいからこのガタガタは仕様なんかな。 という訳でシラスは BRS202 化でガタは無くなった。
※追記)ブレーキ時のガタガタは XMFOX のせいじゃなくてリムのせいだった! リンク
XMFOX に入れ替えた Link は
アーム比が大きくなったので効きは強化された。 そしてシラスのようなガタは出ていない。 スピードを出していないせいで衝撃が弱いからか、シラスのフォークが下玉押しを差し込むヵ所の径が小さくてスペーサーを挟まにゃならん怪しげな中華フォークだからか。
SWISS STOP FLASH PRO BXP の削れカスが特徴的
シラスに使っている怪しげな中華 26HE リムとスイスストップシューの組み合わせの問題なのか、シューの削れカスが面白い形状になっている。 なんじゃろ。 正確に測っている訳じゃないけど特別シューの削れが早いって事は無さそう。 正確じゃないけどね。 しかしこの中華リム、ブレーキ面の黒が一向に削れる気配無し。 意外と耐久性あるのかも?
でした
制動力に勝る XMFOX と、ガタの無い BRS202 という二者択一だけど、また交換する労力を割く程の差でもないし、このまま行きましょう。 そういえばこの XMFOX は TEKTRO R559 に形状が似ている。 微妙に違うトコロもあるけどコピー品? いや似た形状なんてそこら中にあるかな。