サドルには背もたれを、反力には抑えを2017-11

 超前乗りを推進してきた自分にとって、未改造のママチャリは恐ろしいまでの後ろ乗りなのですな。 所有 26 インチママチャリのシート角を測ったら 67° と一般的なスポーツ自転車の 73° とか 74° よりかなり寝てたし。

 それの何が問題かって、前乗りは足を真下に踏み下ろすのでペダリング時の真上に返る反力を真下に向かう体重で相殺できたけど、後ろ乗りは前斜め下に踏むので後ろ斜め上に返る反力を真下に向かう体重だけじゃ殺しきれず体が後ろに下がっちゃう! という図↓

 手でハンドルを引いて体を前に倒せば後ろ方向への反力は相殺できるものの、微妙にやりにくいし手が疲れるしブレーキレバーを握りながらは出来ないんよね。 なので別の方法で反力を殺すのが今回の目的だッ!

その為に用意したのが

 AliExpress にて [Child Armrest Handle 374g ¥1,164 送料無料] を購入! 後部座席に乗った子供がコレを掴んでバランスを取る為の物らしいです。

これを背もたれにして走ってみたら…

 ダメ! サドルからお尻が半分落ちるくらい後ろに座ってようやく背もたれたり得る座り位置になるけど、それだと太ももとサドルが干渉して上手く足を回せない! 背もたれがサドルから離れすぎてるんやね。 でもこれは想定内です。

ならサドルをもっと後ろに下げよう

 と言ってもこのママチャリサドルじゃこれ以上下げられないので、LGS-FIVE に付属したボロボロサドルを使います。 コッチの方がレール部分が長くてもう少しだけサドルを後退させられるから。 という訳でまた走ってみたら…少しは改善されたけど今度もダメ! そもそも背もたれ用の部品じゃないし!

 ちなみにこのサドルは何と愛用の超絶柔らかサドルと同じものだった! まさかこんな所で出会えるとは…。 しかし汚さには無頓着な自分でもこれに直に座るのはちょっと抵抗があるのでサドルカバーを掛けますよ。

まだまだ想定内なので

 更に改良を加えるのです! いつものように! それがコレだッ!

 NITTO エアロバーをグリッと取り付けて背もたれ拡張! これなら文句ないだろうぜー! ってこの方法は「背もたれ付きサドル」とかで画像検索をした時に見つけたやつを参考にしたパクりです。 その画像があったページはまた検索したけどもう見つからない。 また見たいんだけどなあ。

さあ今度こそ

 ダメだ…またダメだ! エアロバーの固定力が足りなくて全然背もたれになってない! ペダルを前に蹴り出して背もたれにお尻を預ける度にエアロバーが後ろにズレてしまう!

諦めて取り外したアームレストを眺めていたら

 溶接箇所が剥がれとりますがな! お尻でグイグイ押したせいか、ズレたエアロバーを元の角度に戻すために手でグリグリ曲げたからか、どちらにしてもその程度で壊れる耐久性じゃ背もたれたり得ないやね…。 今回の計画は失敗! デス! コンチクショウ!

AliExpress は

 注文から到着までは 15 日と Amazon の中国発送と同じくらいね。 品質は、今回の溶接剥がれの他にもボルトとナットの組み合わせによっては固くて全然ネジが回らない精度の低さもあった。 総括としては、まだ 1 回しか使ってないから何とも言えないけど、低品質と海外発送特有の遅さを覚悟したなら新たな通販の選択肢たり得るのではないでしょうか! 異様に安いしね!

※追記)第二弾を作った

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