Link フォーク交換でシューに難儀する2026-06
link に使える手持ちのカーボンフォークは2つ。 1つはキャリパーブレーキ用。 2つ目は V ブレーキ用。 今まではキャリパー用を使っていたけど何となく V 用に変えてみた。 そしたらトラブルに見舞われたんよ。
シューが入らない
前述の V フォークは V ブレーキでキャリパーシューを使えるようにする CtoV シューの TEKTRO 720.12 BR-TK-155 とかだと抜け防止ネジ (ブレーキシュー固定ネジ) がフォークに当たってしまった。 でもリムブレーキ面の黒塗装を剥がしにくくするために導入した攻撃性の低い柔らかシューの BBB BBS-28H は外したくない。 さてどうしたものか。
違う低攻撃シューを購入
調べたら V 用でも同じ BBB で攻撃性が低いヤツが有るらしいので買ってみた。 それが BBB の BBS-16T。 ¥2,000 弱で4つ入っていてお買い得だ。
シューの柔らかさ確認
今まで使っていた白シューは指の爪を食い込ませると結構食い込むけど、今回の BBS-16T はそれより明らかに硬い。 スイスストップシューと同じ硬さに感じる。 シューの柔らかさが攻撃性の低さに直結するを真とするなら、ネットのレビューは嘘? まあでも噂を信じて使ってみよう。
鳴く
とりあえず付けていた名も無き普通のシューと交換だ。 ほんで走ったら「キー」って鳴きまくる! いつぞやのブレーキ面まで黒塗装リム Velocity A23 と同じだ…。 A23 は塗装が剥げ切ってようやく鳴かなくなったんよね。 攻撃性が高いかもしれない疑惑に加えてコレじゃちょっとこのシュー使う気になれない。
やっぱり白シューを使う
とは言え使えない物は使えないので、抜け防止ネジを頭の無いイモネジにして出っ張りを無くしてみる。 ビバホームまで走り M4 5mm スリ割付止ネジ ¥203 を買ってきた↓
細い精密系のマイナスドライバーが必要で出先のトラブル対処は難しそう。
取り付けてみる
ねじ切り部分の長さが元のネジと同じ 5mm を選んだけど随分と奥までネジ込める↑ というか頭がないので当然シューまでネジが到達してシューを押し出す力が加わる。 頭が有ればネジをシューまで到達させずとも頭とフネでガッチリ固定されるけど、イモネジだとシューに接触させずに固定する方法が無い。 まあソレは追々考えよう。
車体に装着してみた
ギリギリのギリで何とか入ったけど、コレはブレーキが掛かっている状態なので、どんなに振れの無いホイールでも非ブレーキ時にシューのフネがフォークに接触してしまう。 駄目やね。
ネジ穴の出っ張りを削る
もう元に戻れない覚悟でヤスリを手にゴリゴリ削る。 ほんで車体に装着したら、うん随分とマシになった。 コレならリムの振れが強くなければ充分に使える。 採用! ネジ山が多少荒れたので逆側からネジネジして山を復活させた。
ポロリと落ちないようにしよう
ネジ緩み止めを塗り、上をテープで塞ぐ。 外れるとしたら振動による緩みが原因になると思うので、もしそれだけならこの程度で充分でしょう。 イモネジはフネのネジ穴ピッタリツライチにしたけど、この状態でシューを外そうとしたらちゃんとイモネジが引っ掛かって抜けないようになってくれていた。 ネジがシューを強く押し出す事も無し。
そもそも抜け防止ネジは必要?
と言う訳で試してみた。 前ブレーキのみ抜け防止ネジを外し、坂道で自転車が後退し始めたら前ブレーキレバーのみを思いっきり握ってシューがスッポ抜ける方向に力を加える、を何度もやる。 そしたら前輪がロックしてズズズと滑るもシューは外れず。
後ろも試す
外していた前の抜け防止ネジを元に戻し、今度は後ろの抜け防止ネジを外して同様に試す。 結果は前輪と同じく後輪もロックし、かつ前輪が浮く逆ジャックナイフ! それでもシューは全く抜けない。 シューとフネの組み合わせにも依るだろうけど、今回の組み合わせである指先の力だけじゃ全く脱着が出来ないシューとフネのコンビではまずスッポ抜けない可能性が浮上。
調べてみた
実験後にまず目視でシューを確認したら、本当に全くシューが動いた気配は一切無し。 続いてネット検索したら、抜け防止ネジ無しでシューがスッポ抜けた事例は一つも見つけられなかった。 ブレーキを掛けた時シューにはフネとリムに挟まれる力が発生するし、そりゃそうそう外れんか。 そもそもこんな逆方向の力が断続的に加わり続ける状況が想像できない。 仮に緩んだとしてもまた普通に前方向に動いている時にブレーキを掛ければシューは詰まり直す。 いよいよこのネジの存在意義が見えなくなってきたぞ…。
走ってみたら少し鳴く
V シューの BBS-16T 程じゃないけど白シューも強くブレーキを掛けると鳴くね…。 もしかしてフォーク交換とロングアーチキャリパーブレーキ → V ブレーキが悪さした? 頻繁に鳴くわけじゃないから様子見かな。
でした
シューがリムとフォークの隙間に入らない時はこういう回避方法もあるよ、という話でした。 しかし抜け防止ネジが無くてもシューが全くスッポ抜けないとは思わなんだ。 まあでも今回のたった一つの組み合わせを数分やっただけのテストじゃ絶対とは言い切れないから、抜け防止ネジは最悪に備えて省かずにおこう。 省く意味も思い付かないし。 そんなこんなで定説をやや切る! です!