GIANT GRAVIER やや復旧2022-05

 700c よりつま先が前輪に当たりにくいハズの 27.5 インチ (650B) 車グラビエ。 前回は [後輪ハブの空転] [タイヤ表面の裂け] [チューブの致命的パンク] があって走らせる事が出来ず全部バラしてしまったけど、それらをジリジリと復旧させていこう。

リアハブ交換

 余らせていた Escape R3 リアハブの寸法がグラビエハブと同じ寸法っぽい事に気付いた↓

 上が R3 ので下がグラビエの。 コレなら同じスポークでイケる気がする。 追加費用の発生が抑えられるし売らずに取っておいて良かったー。 そのせいで部屋が狭くなっていくのだけど。

リムは流用

 グラビエ付属リムは内幅 18.8mm で 568g とかなり重いリムなので交換したかったものの、リムブレーキ対応で 700c 並の重量の 650B リムで見つかったのは パセンティ ブルべ の 435g と Velocity A23 の 425g の 2 つのみ。 どちらも 1.4 万円ほどと良いお値段しはりますな。

パセンティは薄そう

 パセンティブルべは内幅が 19mm に対して外幅が 23mm と 4mm しか差が無い。 自分の経験上、差が 5mm で側壁厚さは 1.5mm。 それが 4mm だと単純計算で推測 1mm という事になり、リム交換検討時期の 1.0mm に最初からなっているし、0.7mm から発生する破断リスクまであと少しだ。 なので取り扱いをしていた サイクルグランボア ってお店に側壁厚さを問い合わせるも「メーカーに聞け」とのこと。 英語の Pacenti Cycle Design への問い合わせは返信無し。 …スルーしましょう。

A23 はかつてのアレ

 かつて使っていた 700c の A23 OC のオフセットしない 650b 版やね。 700c でオフセット版が 451g だったから、650b 版で 425g も信憑性がある。 ただタイヤの脱着が硬かったんよね…。 パセンティもチューブレス対応だから硬そうだ。 A23 は 32H しか見つけられなかったのもデメリット。 そんな訳で A23 もスルー。 ままならず。

元リムで組み終わり

 ハブ以外は全て流用したけどスポーク長はピッタリ。 やっぱりハブの寸法は同じみたいやね。 同じ Giant 製だからかな。 重量は 1,164g と見事な鉄下駄。

リアエンド幅が違う

 R3 ハブのリアエンド幅 (OLD) は 130mmで、グラビエは 135mm。 なので 130mm ハブを 135mm にするアダプターを導入。 以前使ったヤツね。 以前のはアルミで黒だったけど、今回のはステンレスで銀。 5mm 厚じゃなきゃ 130→135 にならないのに何故か 6mm だった。 まあ 1mm なら問題無いでしょう。 グラビエのリアエンドは実測 136mm だし。

 前回と同じく外れにくいように両面テープを噛ましておいた。 買ったのは Aliexpress の MUQZI Store ってトコロ。 上海のロックダウンで中国からの発送が滞っているとの情報を得ていたけど 11 日で届いた。 円安だから海外通販は全然使ってなかったけど、発送は大丈夫なんかな。

続いてフロントフォーク

 初期フォークは 1,056g と重いのでもっと軽いのを求めてヤフオクで バズーカ B-141 と思われる 26HE カーボンフォーク 1.4 万円を買ってみた。 コラム長 245mm にこの価格で重量 770g (スターナット込み) は重過ぎる…。 カーボンじゃなくてアルミの重量だ。 でも他のフォークは全て肩下が高いから車高が上がって足付きが悪くなるので止むを得ずコレを購入。 その重さに見合わぬ痛い出費であった…。 ちなみに初期フォークの肩下は 395mm でコレは 385mm。 700c ディスクフォークなら肩下 395mm で 500g 弱のワンバイエス製を見つけたけど、4 万円前後と高額で断念した。

650B なのに 26HE フォーク?

 etrto 559mm の 26HE に対して 584mm の 650B とはシューの位置が 12.5mm しか違わないのでインチアップ可能な litepro V ブレーキで問題無く対応できるから。 でもまずはグラビエに付いてきた普通の V ブレーキが対応できるか試してみた↓

 シューを一番上にしたらギリギリ届いているように見える。 ただこのシューはほぼ使用限界まで削れている状態なので新品シューでも同じようになるとは限らないし、そもそも litepro V ブレーキがあるのだからそっちにした方が安心なので組み上げ時は litepro を使おう。

付いていた下玉押しは

 いつものようにフォークと下玉押しの間にカッターの刃をハンマーで叩き込むべし! 幾多の死闘で刃はかなりボロボロだけどまだイケた。 最初は「コレ絶対無理でしょ…」って思うものの、刃の角度を正して地道にゴンゴン叩き続けると必ず外れてくれる。 今まで 3 回やったけど失敗した事は無い。 というか「下玉押しには割りを入れなさい法」が制定されて欲しい。

今日はここまで

 あとは後ろタイヤ・後ろチューブさえ手に入れば全ての部品が揃うのだけれど、狙っていたタイヤの入荷待ちでまだ走れそうにないです。 折角ホイールを組んで後輪を速攻で復活させられたってのに。 でもホイール組みは良いぞ。 完組には無い沢山の選択肢が手に入るから。 さあみんなホイールを組もう! 必要な道具は貸すし最低限の知識ぶんは講釈を垂れるので、挑戦したい人は問い合わせあれ! 要デポジット! 西東京・埼玉南部付近にて!

更新情報
自転車弄り
旅・ツーリング
データ的な
独り言
問い合わせ
スマホ表示
…通信中…
旧デザインに戻す